来季のホンダPUはフェラーリやメルセデスに肉薄
レッドブル首脳のヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)が、2019年シーズンのホンダPUはフェラーリやメルセデスとの差がほんのわずかなものになるはずだと語った。
2010年から4年連続でルノーエンジンを使用してF1タイトルを独占したレッドブルだが、2014年に現行PU(パワーユニット)が導入されてからはタイトル争いに加わることができず、ルノーに対する不満を募らせてきていた。
そして、レッドブルでは2019年からはホンダPUにスイッチすることを決定。
マクラーレンとのプロジェクトで不振が続いていたホンダPUを今年からジュニアチームのトロロッソに搭載させることにしたのは2019年シーズンに向けた開発に注力させるためだったとも言えるだろう。
■来季のホンダPUはメルセデスと10kW差に
2019年には空力に関するレギュレーションも変更されることになっているが、マルコは来年には非常に期待が持てるとドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように語った。
「すでに新しいウイングによる数値を得ているが、それはすごく有望なものだよ」
マルコはそれに加え、来季のホンダPUがさらに改善されるのは確かだと次のように付け加えている。
「ホンダはフェラーリとメルセデスにわずか10kW(キロワット)足りないところまでいくはずだと予想している。
それに関しては優れたシャシーで埋め合わせることができると考えているよ」
現在のエンジンルールでは、PUのエネルギー回生システムによって発生させることができるパワーは120 kWまでとなっている。
これは馬力に換算すると約160馬力だと言われているが、10 kW不足ということは単純計算では13馬力ほどの不足ということになる。
PU全体でみれば、ICEと呼ばれる内燃機関が600馬力を発生させると言われており、トータルでは760馬力ほどとなる。
現時点ではホンダやルノーはフェラーリ、メルセデスに対して30馬力ほど劣っていると考えられているが、マルコのコメントが正しいものであれば2019年にはホンダがその差を10馬力ちょっとのところまで縮めてくることになりそうだ。
■PUが同等であればレッドブルが最強
一方、先週末に行われた今季のF1第19戦メキシコGPでは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンが昨年に続いて優勝を飾った。
マルコは、それはメキシコGPの舞台となるエルマノス・ロドリゲス・サーキットが、標高が高く、酸素が薄くなることなどもあってPUのパフォーマンス差があまりなくなるという特性があるためだと主張している。
つまり、それだけレッドブルのシャシー性能が優秀だというわけだ。
「我々はずっとそう言い続けてきているが、誰もそれを信じたくはないようだ」
「ブラジル(第20戦/11月11日決勝)はまた我々にとって厳しいレースになるだろう。
長い上りのストレートがあるからね。
だが、アブダビ(最終戦/11月25日決勝)では我々に何ができるか様子を見ることにしよう」
そう語ったマルコは次のように付け加えた。
「我々のクルマは現在非常に速いようだからね」ニュース配信元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181031-00000001-fliv-moto
「来季のホンダPUはフェラーリやメルセデスに肉薄」への、ネット民の反応
まとめ
毎年毎年同じような記事が…
以上、来季のホンダPUはフェラーリやメルセデスに肉薄のまとめでした。
Source: Its a Sports World !
来季のホンダPUはフェラーリやメルセデスに肉薄
ジュニアチームのトロロッソで1年走らせてデータ取ってるから、普通にPU載せ替えの1年目のチームよりはスムーズにスタート出来そうな気はする。ただホンダPUは来年は完全な新設計みたいだから序盤から信頼性を担保出来るかどうかが大きいかな。
ハードル上げたなw大丈夫か、もちろん期待しているが。
マルコが勝手に言ってるだけならいいけど、ホンダが楽観的なプレゼンをした訳じゃないことを祈るよ。
ホンダに期待したいのはやまやまだかま、ルノーに対してボロクソ言ってる事実も冷静に受け止めなければならない。そういう体質なのだと。
マクラーレンホンダの憎らしいまでの強さを見ていた世代には、復帰してからの低迷にはもどかしさばかり…
マックスパワーが肉薄しても壊れる壊れないの問題もある。最近のドタバタを見る限り信頼性を確保しないといけない。
コースにもよるから単純にパワーだけではないだろうけど、期待したいですね。ニューエイの車体とバランスが良いマシンとそこそこパワーがあれば、あとはフェルスタッペンが何とかしてくれると思う。
結果を出してからコメントした方が良い
パワーが上がるに越した事は無いが結局 今年のシーズン3基規定 を結局、今季は度返し状態だし、スペック3がその信頼性確保出来たかが判らないままなんだよね。
ホンダへ物凄いプレッシャーとにかく頑張るしかないですね応援しています
マクラーレンが「うちのは良いシャシーだ」って言っても説得力ないけど、レッドブルが言うと納得させられるなぁ。
スペック3の耐久性はちと心配だけど、来年のPUは別物っていうし大きくなってるらしいから、耐久性も上がるんじゃないかな。むしろ更なるパワーアップに備えて耐久性もマージン取ってたりなんかしないかと妄想してます
マクラーレンの二年目終了時もおんなじこと言ってたような…来年期待したいけどテストまでは信じられない
他も進化してますから~。残念!
マルコ先生のお話は取り敢えず話半分に聞いておいて、変な期待を持たないようにして来年のレッドブルホンダ応援します!!!!レッドブルホンダのオフィシャルグッズ出たら、通販で買いそろえます〜メッチャ楽しみ〜ヽ(゜▽゜)ノ
来年はエンジンが大きくなるとのこと。いまのサイズじゃ、信頼性をカバーしきれないんだろうと思料する。
ホンダもF1復帰から5年目にして、ようやく本物の素晴らしいシャシーにエンジンを載せられるんですね。スペック3では無理だと思いますが、来年のPUの馬力差が10馬力が確かならどのコースでも優勝を狙える実力があると言えると思います。タイヤの問題はありますが、来年の開幕が楽しみですね。
本当なら嬉しいですね。信頼性も重要です。接戦のバトルを楽しみにしています。
10kwなんかもはや誤差やん!是非そうなってほしい
さすがにそれは希望的観測に過ぎるとは思うのだが、万が一それが事実ならば、来年のドライバーズ王者の本命はマックスになるぞ?レッドブルのシャシーであれば、20馬力のハンデならばカバーできてしまう。
期待しないで応援してみてます
パワーを絞り出すことになるでしょうから多少信頼性は犠牲になるかもしれませんが、勝てるならそれも良いのではないでしょうか。パワーが無い、パワーが無い、と念仏のように唱えられるよりずっとマシです。レッドブルホンダ、期待し楽しみにしています!
これはあれですね。圧迫ですね。「10kw以内にしろや」という事ですね。怖い怖い
もう11月になるからとっくの昔に来期型のPUは完成してるはず、今は、信頼性の試験でギアボックスをつけて回しまくってる最中だろうね。その馬力の予想データがレッドブルの手元にあるはずだから信憑性というよりは目処がついてるのでしょうね。最終戦後のアブダビでのテストでシェイクダウンして実走のテストをするかはわからないけど、もうマシン自体は完成しててもおかしくはないと思う
当然他のPUに負けないように、全力で開発しているでしょう。それだけに今シーズン同様、不測の事態が起きるのでは、問題ないのが一番ですが、後がないRBが辛抱できるかどうか期待が大きいだけに失望も、今はマルコ氏の発言通りになることを願います。
今度こそガチのベストシャシーだこれで負けたら言い訳できねぇ
今回こそ信じたいけど。
まずはスペック3の信頼性を高めていかないと
来季が楽しみで仕方ない。
毎年毎年同じような記事が…